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朝日が射す。眩しいな~
ポーン、ポーン…
あっ時間や!!
タッタッタッ…じゃ~んぷ!
『きみた~ん』
どっすん!
侯「うぐっ…」
僕は寝ているきみたんのお腹に飛び乗った。
侯「りょう!今日は仕事午後からなんや。勘弁してや~。」
『お散歩!散歩~!』
そう、僕のお散歩は朝と夕方の二回。これはきみたんの役目。
僕はきみたんのお腹で飛び跳ねる。
侯「分かったから~やめろや!」
きみたんは僕を抱き上げると上半身を起こした。
侯「たくぅ~。」
きみたんは朝起こすといつも機嫌が悪い…
侯「たまにはヒナが行けや!」
ヒナちゃんはすでに起きていて僕達の姿を見ながら笑っている。
雛「お前が拾ってきたんやろ~。それに俺はこれから仕事なんや。」
この言葉で大抵きみたんは起きだす。
眠そうに着替えているきみたんにお散歩の紐を持っていくとしぶしぶ外に連れていってくれるんや。
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