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僕の顔から下が温かいお水に浸かる。
『なんか…これええやん!』
「気持ちよさそうにしとるな~」
「散々暴れて疲れたんやろ」
シャー!
また上から温かいお水がかかると次に僕はふわふわな布切れに包まれた。
そして…出た!!にーさんのぐるんぐるん攻撃!なんか慣れてきたぞ!
んっ?今度はヒナちゃんが変な型のモノを持ってきた。
なんやこれ~。
クンクン…
匂いを嗅ぐと…突然…
ぶぉぉぉ――!!!
凄い音と共に熱い風が吹いてきた!
『ひゃ~!!!』
僕は思わずにーさんに飛び付く。
「いきなりやったらビックリするやろ!」
「文句言うならきみた…がやれや!」
さっきから出るきみた…って言葉…
きっとにーさんの名前や!でも、最後がよく聞こえんわぁ。きみたんかな~?
「ホラ、乾かすぞ」
にーさんが言うとまた温かい風が体にあたる。
そして…またにーさんお得いのぐるんぐるん攻撃。
「お前…茶色やったんやな。黒だとばかり思っとったわぁ」
「だから汚い言ったやろ」
気が付くと僕の体はサラサラになっていた。
気分ええわぁ―!!
ありがとう。ご主人様!
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