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次の日、部屋はないと言った場所を壊す事になりました。
ガコン! ガコン!
壁に穴が空く音がする。
「何だこれは!」
壁の向こうにあったのは、剥げた木製の扉。
鍵がかかっていましたが、無理やり扉を開けました。
ギギギィ…
不気味な音が響く。
部屋を見渡してみるも、暗くて良く見えません。
案内人がスイッチを見つけ、押してみると
カチッ
電気がチカチカとつき、見えてきたものは、
「きゃぁぁぁぁぁあ!!」
お父さんごめんなさい お父さんごめんなさい お父さんごめんなさい お父さんごめんなさい ゆるしてください ゆるしてください ここから出して
壁中に真っ赤な文字で書かれた文字は、子供の字でした。
文字の他にも無数の引っ掻き傷があり、B子とホテルの者は唖然としました。
すると一人のホテル関係者が話し出したのです。
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