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コツコツ 榎本は、土方の部屋のドアを ノックする。 「起きているか?」 「あぁ、入っても良いぞ。」 何か、書いていたのか土方は 筆を置き、榎本を見る。 「どうした?」 「いや、君の処の市村だが…」 「鉄か?あいつが何か?」 「玉置を良く見舞っているみたいだから…」 少し、云いにくそうに榎本は 言葉を濁す。
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