アーヤ、学校へGO!

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ある朝                    アーヤはというと。                    朝からわがまま言い出した。 「僕ね、学校に行ってみたいの!」                    凄い笑顔のアーヤ。 笑顔は可愛いんだけどな……。                    「学校へ連れていけって言われても無理だからな。」 出来るだけ強めに言った。                    すると、アーヤの顔に悲しみが広がった。 大きな目には涙が浮かんでいる。                    「えー!?なんでぇ…僕…行きたいよぉ……」 完璧に泣き出したアーヤ。                    ……これからが怖いんだ。慎重に慎重に。                    「無理なものは無理なんだ。何か菓子でも買ってやるから我慢しろ。」                    なだめるように言うと、アーヤは納得出来ないって顔して、俺を睨み付けてきた。                    アーヤのような幼い顔に睨まれても怖くないんだが…                    「嫌だっ!僕、学校に行きたい!!」                    アーヤはそう叫ぶと部屋中のものを浮かせ、俺に向かって投げてきた。                    アーヤに睨まれても怖くないんだが、ものがとんでくるから、危ないんだ。                    「ものを投げても連れていけねーよ」                    俺はとんできたものをよけながら言った。                    アーヤの機嫌はますます悪くなっていった。                    …やばいな。こういうときは……                    逃げるが勝ちだ!                    俺は学校の荷物を持って急いで家をでた。                    アーヤが何かを叫んでいたが、無視して俺は学校へ向かった。image=371712121.jpg
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