復讐

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復讐

ドゴォォォン!! 爆発音が響き渡る 俺ライネスは、周囲を魔法で破壊する 今日のノルマはこれで達成した …今回の任務は、ロストロギアを生まれそうな世界を管理局に管理されるように会合を開いたらしいのだが… …結果は交渉決裂… よって世界の維持のためこの世界を纖滅させることになった… 特務隊の俺と… 専門部隊のクリムゾン部隊がこの世界に送られた 「ふぅ…」 …俺は拠点に戻り、顔を洗う 周りを見渡し、クリムゾンの連中を見る 「あの逃げ回る様がいいよな~」 「ああ、あの必死な顔が笑うな」 …狂っているな… クリムゾンの連中と何回か任務についたが、こいつらは人の命をゲームのように奪っていく それを楽しそうに話す …まあ、俺も人のこと言えないか… 人の命を奪うことに慣れてしまった 俺は自分に用意された部屋に入る 俺は机の上にある報告書に目を通す 「…やけに遅く帰還しているヤツがいるな…」 作戦終了時刻から拠点に戻ってくるまで時間がやけにかかっている …今日も同じ区域か… 俺は、その男が何をやっているのかが気になった 「…この辺りか…」 俺は、周囲を見渡す それなりに大きい町だったのだろう… …大分破壊されてる… 人の気配は… あった… …これだけ破壊されているにも関わらず、その建物は原型を留めている …目的の人物の気配と… 他に人がいる? …この町の状態からして、人は滅ぼされたか逃げているはずだ この町に人がいるはずが… 俺はその建物の中に入る 「ひぃ!?」 「…もう…許して…お願い…」 …中には裸の女性が多数と… 「おや、ライネス一佐じゃないですか?」 ニヤニヤとしながら近寄ってくる男 グラドがいた 「…何をやっている…?」 「何って…楽しんでいるんですよ」 ヘラヘラと笑いながら俺の肩を叩く 「殺す前に楽しまないと…もったいないじゃありませんか?」 …こいつ… 「…どうです?ライネス一佐も一緒に」ヘラヘラとした顔を近づける 「黙れ」 ザシュ! 「っ!?ぎゃぁぁぁぁっ!!」 俺は有無を言わさずグラドの右手を切り落とす 「ってめぇ…何しやがる!」 俺を睨み付ける 「…上官に対する口の聞き方がなってないな…」 ザシュ! 左手を更に切り落とす 「ぎゃぁぁぁぁっ!」 …俺はグラドを一瞥する 「次はない。俺の前にも顔を見せるな…見せたら…殺す」 俺はそう言って、建物を出た
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