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俺もフェイトにならって敬礼を返す
「別にかしこまらなくていいよ、ほとんど管理局にいない人間だしね」
俺の言葉に対し、フェイトは首を横に振る
「いえ、ライネス三佐の話はいろいろと聞いたことがありますから…」
俺はそれを聞き、苦笑する
「どんな話かはあえて聞かないよ…」
それを聞いたフェイトの目が一瞬泳いだ。
やはりろくでもない話のようだ
リンディは俺の肩を叩き
「まあまあ、あんまりフェイトをいじめないの。噂だって本当のことがあるんだから」
「いじめてなんかいないよ」
リンディの言葉にフェイトはどれが本当なのか気になっているようだが話さないことにした
「立ち話も何ですしあとは本局に着くまで話しましょう」
リンディの言葉に従い、俺とフェイトは車に乗り込む
「母さんとライネス三佐はいつから知り合いなんですか?」
運転しながらフェイトが聞いてくる
後部席に座っている俺とリンディは答える
「士官学校時代からの知り合いだよ」
「クライドと相部屋で私はクライドからの紹介で知ったわ」たしかにクライドとの繋がりで俺はリンディと知り合った
「もっとも私はその前からライネスを知っていたわ」
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