‐絵里奈‐

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ある日、私は学校を遅刻してしまった。 学校に着いたのは3時間目。 絵里奈は椅子に下を向いて座っている。 琉音「おはよぉ!ごめんね!遅刻しちゃったぁ!」 絵里奈「……………。」 琉音「絵里奈??」 絵里奈はずっと下を向いたまま微かに震えている。 私は反応がない絵里奈を揺すった。 琉音「絵里奈!?」 絵里奈「…………あ。お、おはよう。」 琉音「絵里奈。どうかしたの………??」 絵里奈「あ…。琉音………。あの………ね?」 そこに可奈がやってきた。 可奈「井上さん??ちょっとお話が。」 彼女は白井可奈。 白井財閥のお嬢様だ。 私も桜井財閥のお嬢様だが、白井財閥より有名で歴史がある財閥だ。白井財閥には三年の歴史がある。しかし、桜井財閥は倍の300年の歴史があるのだ。 この学校の校長も桜井財閥の人。それくらい凄い日本一の財閥。 絵里奈は青い顔をして可奈に着いて行った。
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