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まどろむ光が私を誘って、抜ける事ない迷宮へと迷い込むけど
歩いても…歩いてもまだ出口は見えない。 片隅で膝を着き伏せる私の瞳に…絶望は微笑みながら舞い降りた。
絶望に打たれながらもたれ掛かりながら歩くけど…
瞳に移る回廊はタイマツの光だけを灯しているよ、終わる事なく打たれる絶望の爪痕。
安らぎと愛を映す女神の待つあの楽園へ
言の葉は救い?それとも……
何も知らない私に誰が問うの? わからないよ。
歩く私の希望はあなた。 楽園へたどり着くその日を糧に生きるの…
私が写す黒は深く全てを塗り替えながら
早く微笑んで?消えてしまう前に…
貴女に抱かれて忘れ去りたいの。
そばにいるだけで全て拭われるから
あなたに焦がれて終らない道を歩く…
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