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定時退社した後、私のいる経理部で一騒動あったなんて想像も付かなかった。
ホテルに入る前に時計を見ると10分前。ちょっと早いかな?と思いながら自動ドアを開ける…
と、同時にソファーに足を組んで座ってる佐伯さんがドアに目を向けた。
黒っぽいスーツよく似合ってる。
眼鏡の中で、切れ長の目が優しく微笑んでいる。
その場で立ちすくみそうな程、ステキ
佐伯さんの視線を受けられず伏せ目になってしまった
…私は完全に堕ちている。
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