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『ごめん』
可奈ちゃんは舌を出して謝ったけど、すごく興奮してる様子。
『で、ゆずちゃんどうなの?』
テーブルをドンと叩きそうな勢いだ。
『とにかく「してない」から、可奈ちゃん』
『え?だって昨日の電話じゃ、完全にしたって感じだったよ?
だって2人してエッチしてるんだっていっても否定してなかったよ?
何してたの?
一緒だったんでしょ?』
可奈ちゃんの勢いに押されながらも、ちゃんとした「結果」を報告した方が良さそうだと思った。
『ん…一緒だった。可奈ちゃん、ちゃんとしたら話すからそれまで見守ってくれる?』
『ちゃんとって何を……そっか、なんかあるんだよね?
判った。でもね、ゆずちゃん…ゆずちゃんが泣くようなことにはならないようにね、いい?』
『可奈ちゃん…ありがとう。』
可奈ちゃん、ごめんね。きっと聞きたいこと一杯あっただろうに…
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