*7段*

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『ありがとうございます』 といいながら麻田さんに顔を向けると両手で目を覆い…照れてる? 暗い店内で顔色までは判らないけれど、もしかしたら赤くなってたりしてるかも…その姿が可愛く感じた。 『麻田さん、可愛い』 びっくりした顔をした麻田さん。 と、マスターは『こりゃいい』って弾けたように笑いだした …しまった。 変なこと言っちゃった。と思うも既に遅し… 麻田さんはまた黙ったまま。何か言いたそうなのに… 『麻田さん、言いたいことあったらいってよ』 『何もないよ』 と肩が落ちるくらい大きく息を吐きながらいった。
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