*7段*

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横にあるテーブル席の元カノとしっかり目が合った。 あいにく私、こういうことには慣れていないので何故か愛想笑いをしてしまった。 これが、後々トラブルの原因になるなんて思いもよらず… 『もう、麻田さん。酔ってる?』 『酔ってんのは、ゆず。調子狂うよなぁ…』 頭を抱え込まれて髪をクシャクシャって それって子供にするみたいだよ… はぁ~誰も彼も私のことは子供扱い。 『俺んとこ戻るだろ?』 これから戻るって、その、つまり… 頭ん中でアレヤコレヤ考えて、一人で赤くなってしどろもどろに 『も、戻るって…で、でも…』
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