*7段*

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バスタオル巻いちゃっていいかな… うえ~ん、どうしょう。やっぱ、無理。 突然ガチャとドアが開き、目のやり場に困る姿の麻田さんが無言で腕を引っ張る。 目は完全に呆れてる。 バスタオルを巻いた私…変? 一瞬にしてバスタオルは剥ぎ取られ 『あっ』 片腕は掴まれてるので残る片手で隠しきれるわけもなくしゃがみ込む。 後ろから抱き抱えられそのままバスタブにほおりこまれると思った。 『落とさないで!』 麻田さんの首に両腕を絡めしがみつく。 『へ?』 この人ならやりかねないんだよね。 『へって…投げられるかって思った』
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