*1段*

25/35
前へ
/628ページ
次へ
『ん~と、柊木さん、何飲むって聞いたんだけど』 『え?あ…すみません。』 『さっきから「すみません」ばっかりだね。』 可笑しそうに口元を緩めて 『烏龍茶かオレンジジュースか…』 …飲めない私に気を遣ってそう言ってくれているのは、判るのだけれど、自分が酷く子供に思えて恥ずかしかった。 『すみません…烏龍茶お願いします』 と同時にクスクス笑いながら 『ほら、また「すみません」だ』 佐伯さんは、さっきの女性に烏龍茶を頼み、課長と部長さんと話しだした。
/628ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7493人が本棚に入れています
本棚に追加