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そのまま横を通り過ぎて帰ろうとした腕をガシッて掴まれた。
『待てよ。このまま帰れると思うなよ』
『何?もういいよ…この2日間ほっといたんでしょ?だったらもうほっといて』
それには答えず、腕を引っ張りホテルを出ようとする麻田さんに彼女が言い放つ
『何してんのよ、修司!
そんな他の男としけこんでた子どうだっていいでしょ?ほっときなさいよ』
腕を引っ張られながら目の前が真っ暗になった。
…何?
慌ててその声に振り返った。
視線を横に反らしながら笑ってる…
私はこれ以上開かないくらい目を見開き彼女の笑い顔を息を呑んで見ていた。
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