*11段*

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『寒いから取りあえず、風呂』 そう言ってお湯を張りに行った。 戻って来るとぎゅって抱きしめて 『なぁ…俺はゆずが好きなんだ』 『…』 俯いたまま返事が出来なかった。 『なんであんなこと信じるんだ?俺ってそんなに信用ないか?』 『…だって…』 『また、だってかよ』 『…あれからほったらかしだったじゃない…だからもう終りにするんだって思った』 『アホらしくって話にならないからほっといた。んなこと、あるはずないだろ?遊び相手って… そんな暇と体力あればもっとゆずとこうしてるって』 『…』 『まだ信じられない?』 首を振った。
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