*2段*

4/15
前へ
/628ページ
次へ
でも、どうやら可奈ちゃんの話がまんざら冗談ではないと知る時がきた。 殴られるよ…の方ではなく、その、もう一つの方。 今、私はあと少しで社外に出られる自動ドアの前にいる。 目の前には… 微笑む麻田さん。 その笑顔とは対照的に私は困惑顔。 さっきから「今晩、飯いかない?」の返事を待っている麻田さん。 『え?あの、可奈ちゃんと?何も聞いてないですけど?』 と言ったら 『可奈?ん~と、二人でなんだけど?』  
/628ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7493人が本棚に入れています
本棚に追加