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『夕飯すんだ?』
『え?まだです…』
『ちょっと抜けようか?』
その言葉に心臓がびっくりするくらいドキドキした。
目を大きく見開いて佐伯さんを見てしまっていたようだ。
『そんなこぼれ落ちそうな目して驚かないで。飲めない人には食事優先かな?と思って。どう?』
『あ…すみません。でも、いいんですか?』
何故か胸が踊る…
本当ならすぐに遠慮しなければいけないことくらい、いくら私でもわかるけど
佐伯さんと食事?
嬉しいさが先立ってお願いしますって目をしてるかも知れない。
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