*3段*

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『夕飯すんだ?』 『え?まだです…』 『ちょっと抜けようか?』 その言葉に心臓がびっくりするくらいドキドキした。 目を大きく見開いて佐伯さんを見てしまっていたようだ。 『そんなこぼれ落ちそうな目して驚かないで。飲めない人には食事優先かな?と思って。どう?』 『あ…すみません。でも、いいんですか?』 何故か胸が踊る… 本当ならすぐに遠慮しなければいけないことくらい、いくら私でもわかるけど 佐伯さんと食事? 嬉しいさが先立ってお願いしますって目をしてるかも知れない。
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