*3段*

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佐伯さんの後を付いて店をでる私に気付いて呼んでる 『ゆずちゃん、何処行く…』 聞こえたけど、聞こえない振りした麻田さんの声。 遅れて店を出ると佐伯さんが笑顔で 『ごめんね、うちの部長は飲めない人のことなんて考えないから… 何食べたい?っていっても俺、店判らないんだけど(笑)』 『すみません、気を遣って頂いて…』 『また「すみません」って…』 『あ、すみません』 『柊木…ゆずちゃん…でいいかな? 本当にすみませんばっかりだね。連れてもらった店だけどいい?行こうか…』
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