*3段*

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もっと二人でいたかった。 なのに、あっと言う間にみんなのいるお店に着いてしまった。 『ゆずちゃん、何処行ってたの?』 可奈ちゃんが私と佐伯さんを見て怪訝な顔をした。 『伊藤さん、怖い顔しないで。ゆずちゃん…柊木さん夕飯まだだったから、飲めない人にはキツイでしょ?食べてきた』 それを聞いた可奈ちゃんはますます難しい顔をした。 『佐伯さん、今ゆずちゃんって言ってません?』 可奈ちゃん、大分アルコール入ってそうなのに聞き逃さないのね。
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