*3段*

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…… 麻田さんが可奈ちゃんを送って店を出て、男2人の世界を作る課長と部長さん。 残るは… 私と佐伯さん。 突っ立たままの私に自分の横をポンと叩き 『座れば?』 と佐伯さん。 コクリと頷き、横に座る、30㎝くらい離れて。 『今日は忙しいかったね』 『はい…すみません。こんな時に変なことになっちゃいました』 とっても穏やかな時が流れる。 さっきまでの騒ぎが嘘のよう… 佐伯さんって、なんて落ち着く人なんだろう。
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