*3段*

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タクシーに乗ってしまうと、運転手さんがいるもの… って一緒にいて何期待してんの? って何の話がしたいの? よく判らない。 でも、もう少しでいいから佐伯さんと一緒にいたかった。 『ゆずちゃん、酔ってはないよね?』 『…はい。ごめんなさい。歩くの付き合って貰って。』 『いいよ~酔い醒ましにちょうどいいかも』 私、好きな人の前では緊張してあまり話せないタイプだったはず。 なのに、佐伯さんにはお喋りかも。 嬉しすぎて、ドキマギして、何か話していたいと思う自分とただ静かに佐伯さんの隣にいられるだけでいいと思う自分がいて、ちょっと変。
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