*3段*

31/33
前へ
/628ページ
次へ
『今度は伊藤さんも一緒にまた食事行こうね…あっと…麻田君が…だったか』 『麻田さんはちゃんはお断りしましたよ。ほら私「彼」以外男には興味なしですから…』 それは、麻田さんのことではなく、佐伯さんのことは何とも思ってませんよ。と言う意志表示。 佐伯さんには必要なくっても、私にはそう言うことが必要… 自分の気持ちにセーブをかけるために。 『アハハ、そうだったね』 ポツリポツリ話しながら歩いてると随分の距離を来たようで 『ホテルまで歩いちゃったよ~』 結構な道程なのに。 佐伯さんと歩くだけでこんなに早く着いちゃう… 『ごめんなさい、私、ここからタクシーで帰ります。』  
/628ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7493人が本棚に入れています
本棚に追加