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『ここ、美味しかったですよ、じゃぁお先に』
『悪い、先入ってて…柊木さん、ちょっと。』
何事もなく帰ろとしたのに、呼び止めないでよ…
『…え?あ…ユウイチ、ちょっとごめん。』
彼は軽く頷くと少し先の電信柱に寄り掛かって煙草に火を付けた。
『…』
『ふ~ん。ゆずの彼氏ね。
ちょっと闘志湧いてきた。』
『何言ってるんですか!
麻田さん、このお店、男ばっかで行く店じゃないですよ~だ』
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