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「俺達、卒業したらどうなるんかねぇ…」
俺が雨空を見上げ、言う。
「卒業してみないとわからないさ。」
ニノが笑う。
…爽やか野郎め
そうこうしてる内に、俺の家とニノの家の分かれ道。
「じゃあな、ニノ。」
「あっ、家まで送ろうか?」
「そこまでしなくてもいいよ。
別にちょっと濡れるぐらい。」
ニノは心配そうにしながらこっちを見てたが、俺は振り切って進んだ。
ニノも諦めたのか
「じゃ、また明後日。」
「おう!」
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