第一譚…さよなら

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「ニノぉっ!」 「佐野!頼む!」 ニノが子猫を俺の手に押し付ける。 すぐにその子猫は陸へ戻った。 「よし!次はおまえだ!!」 俺は手を伸ばす。 水位が上がったとはいえ、ニノの水面から俺の立つ地面までは、一メートル弱ある。
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