引っ越し

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「若人の癖に気にするな」 「ド貧乏馬鹿の癖に気にしない」 「そう淡々と言われると切なくなるんだが」 ふと思った みっちゃん喜美………歳も合ってるが性格が、ない! 「男の癖に気にしないでしょ」 パシパシ。軽く夏波が二人を叩く。 「馬鹿には、分からないわ」 「現に気にした素振りも見せなかったでわ無いか」 「…そうね」 「いや」 気にするなと言ったの夏波貴方だよ。 「体は、覚えてるわ」 雅は、俺を見てそう言う。 「ある意味病気だな」 「ちょ、二人とも何よ」 「ふふふ、頭では、否定しても体は、正直みたいね」 「うん、クモが恋しいのか」 関係無い! 「あぁ何故か突っ込んでしまうわ」 「あ、私?気をつけなさいよ、明人も自然に突っ込むようになったら終よ」 「あ、あぁ」 こ、こぇ~ 「毒グモ完全マニュアルを伝授してやる、1000で」 「いらん」 金まで取るのか。 「今度貴様の風呂にでもイルカンジ入れといてやろう」 「イルカンジ?」 「あぁクラゲだ」 「イルカンジ、毒クラゲ体長は、2センチ程毒の威力は、タランチュラの数千倍コブラの数百倍だわ」 「雅って物知りだな」 タランチュラの数千倍ってまたえげつない、な 「最近問題になってるテレビとかでたまに遣ってるわ」 「ほう」 夕食を食い終わるとすぐ解散となった。 「ふぁ寝よ」 彼女は時折不思議な行動をする。 石を道並べたりいきなり隠れたり…どれも意味があると言っていた。 とても意味がありそうには、思えない事もたたあった。
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