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1時
マンションに来客がやって来た。
洸だった。
理由は勿論ユリカを尋ねてである。
表で雫ちゃんと…始めて見る子が遊んでいる。
「まず2階ですよ」
洸はユリカに強い憧れ感情を抱いている。
緊張もはんぱじゃない。
カクカクした動きで階段を上っていく。
「あら」
ちょうどその時雫達の様子を見に来た泉美さんとばったりあった。
「あ…あ」
洸と泉美さんは初対面と言う訳ではない。
たまに商店街で一緒になったりしている。
「いらっしゃい」
と泉美さんはニッコリとしてユリカの部屋に案内した。
洸の希望で雫と美保、泉美さんもユリカの部屋に集まる事になった。
雅、夏波、日和の3人は忙しいからパスと言う事に
「手作りのパンですわ。
味は保証しますわ」
ユリカが用意していたパンを配る。
「わ―い!おやつ!おやつ―!」
「う―!う―!」
早速パンにかじりつく雫と美保。
「手作り…ですか。
ユリカさんなんでも出来るんですね!(キラキラ)」
感激を覚える洸。
「とっても美味しいですよ!」
洸の目は相変わらず感激でキラキラさせていた。
「私と言うより泉美さんですわ」
「いえいえ」
ユリカの言葉に首を振る泉美さん。
「あのユリカさんって…」
洸のユリカへの質問が続き
その後皆でトランプをする事になった。
美保に…関して………は…
数字くらい読めるのだろう、うん。
泉美さんのサポートが目立ってたけど…
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