結末

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結末

夕暮れを待って少年は剣を盗んだ その剣は少年には重いらしく引きずって歩いている その姿をみて風のように早い少年とは思えない位ゆっくり坂を登っていく そして遂に金持ちと少女がいる豪邸にたどり着いた少年 その剣には怒りと憎しみと血で汚れてやっとたどり着いた少女はもう壊された魂で少年に微笑んだ 少年は泣きそうになり少女は死にたいといった 少年は少女に重たく冷たい剣を振りかざし少女にとどめをさした 泣くことを少年は忘れていたかった 心がすごく痛むのに涙を出したくなかった そしてその後しばらくして戦争は終わり少年は少女のことを思いながら生き続けた…
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