2章 屋上で

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浅「抜け出すって言い方は良くないけど、いいんじゃない?歩けるんなら?」 鷹「………じゃ、行ってこようかな!」 正直、立っているので精一杯だけど、この暇という地獄から抜け出したい。 だから俺は答えをイエスにした。 浅「気をつけていってらっしゃい!」 浅姉ちゃんはそう言って部屋を出ていった。 鷹「よしっ!行くか!」 俺はベットの下にあるスニーカーを出してはいた。 なんかしっくりくるな。 俺の気持ちはワクワクでいっぱいだった。 …これからおこる悲劇なんてまだわかんなかったんだ。
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