2章 屋上で

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地面に足をつけた。 その瞬間、ガクッと力が抜けた。 鷹「いっ……」 痛かった。すごく痛い。 強烈な筋肉痛よりも痛かった。 数分後、痛みが治まってきたのかさっきより楽だ。 鷹「よっし!行くか…」 俺は壁に寄り掛かって屋上を目指した。 何十分、あるいは何時間たったかわからないけど、やっとついた。 ドアを開け、回りを見渡す。 白いシーツやタオルなどがほしてあった。 そして、あるものが目に入った。 先客か…。 しかも金髪? ここの(日本)人じゃないな。 そう、綺麗な金髪だった。 その少女の隣には松葉杖があった。
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