プロローグ

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キキキィーーーー!! どんっ!! 「うわぁぁーーーー!」 俺は阿木鷹十(あぎたかと)。 今年もやっと終わるこの頃、朝っぱらから俺は車にひかれた。 悪いのは相手だ。 赤信号は止まれのはずなのに俺をひいた車はスピードをぶっ飛ばしてきたからだ。 ああ…。 もうちょっとで死んじゃうのかな、俺…。 そんなことを思いながら、重い瞼をゆっくりと下ろした。
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