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目覚めれば、白い部屋にいた。
外は真っ白な雪が降っていてきれいだった。
「鷹十!!目が覚めたんだな!!!」
父さんの声が聞こえた。
「鷹十!ほんとにあんたはっ!!どれほど心配をかければ…!!」
母さんの声も聞こえた。
そして微かに掠れていて、ヒッヒッっと声が漏れていた。
鷹「ここは?…それに俺は…」
母さん「あんたは登校中に車にひかれたんだよ!?」
そうだ。
ひかれたんだった。
鷹「ここは…病院か…!」
俺はゆっくり起き上がって辺りを見渡した。
するとコンコンとドアを叩く音がした。
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