1章 目覚めれば

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「こんにちは~!阿木さ~ん、点滴やりまーす!」 そう言って綺麗な看護婦さんが入って来た。 「あら?目が覚めたのね!?」 鷹「…あ、はい」 あまりにも綺麗だったから少し見とれてしまった。 でも俺は外見で騙されていた。 母さん「じゃ、浅香さん。鷹十をよろしくおねがいします。」 そう言って母さん達は出ていった。 看護婦さん…赤坂浅香さんは点滴の針を見て不気味に微笑んでいた。 鷹「…ゴクリ」 嫌な予感がして、俺は唾を飲んだ。 浅「じゃ、点滴開始ぃー!!」 そう言って俺の腕にブスッと刺してきた。
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