1章 目覚めれば

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鷹「た、鷹ちゃん?」 俺はそう言った。 浅「昔の予防注射で間違えたところに刺しちゃったの…覚えてる?」 赤坂さんはニコニコして言った。 たしかに、ちっちゃい頃に目付きが悪い女の人に注射をされた覚えがある。 鷹「はい、覚えてますけど……まさか、あの時の…浅お姉ちゃん?」 浅「ピンポーン!!あったりー!!…でも、ひどいねぇ~鷹ちゃん。…私はちゃんと覚えてるのに!」 そんな事言われてもね。 俺は馬鹿だから覚えてもすぐに忘れるんですよ。
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