始まり?

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僕は保育士を目指す佐々木 涼 短大1年生だ 僕が保育士を目指すのには訳がある。 保育士になって、世界中の子どもたちを笑顔にするんだ!! そんな願いを持っている変な男だ。 これから始まる新しい生活に胸膨らませて、学校の入学式に向かう途中だ。 僕の住んでいた町は学校がある町の隣の町だ、だから通学には楽だということで通うことを決めた。というか、ただそこしか入れる学校がなかったという頭の持ち主だ 朝の電車は混んでいて、人ゴミの嫌いな僕にとっては耐え難い時間の一つでもある。田舎だというのに… 学校の生徒だろうか?僕と同じぐらいの年の子たちがたくさん乗っていた やっとのことで、電車が駅に着く。人の流れにまかせて電車を降り改札口へと向かう。 同じ電車に乗っていた人のほとんどが同じ方向へと歩いていく。どうやら僕も目指す場所は一緒のようだ。 隣町だが初めてくる。初めての町並みを見ながら学校に向かった。しかし、何故だか懐かしい感じがした。 学校に着き、入学式を終えた。 「これから、どうする~??」「カラオケでもいかん」とそれぞれ、退屈だった入学式を終えて解放感に満ちた声が聞こえた。 僕は、学校をちょっと見て回ることにした
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