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学校に着くと僕は昨日もらった講義表を取り出した。
学年ごとにクラスがあり、保育科、食物栄養科、福祉科などでわかれているみたいだ。僕は二組になっていた。
今日は1年生がみんな集まりまた、話を聞くらしい、僕は14番教室へと向かった。
教室に入ると席が決まっていた、1組から順番に座るみたいだ。自分の席に座りカバンからノートやペンを取り出した。
すると、「涼先輩!」昨日聞いた声が後ろから聞こえた。
「涼先輩も2組ですか?よかったぁ~、知ってる人いなくてめっちゃ不安だったんですよ~。隣いいっすか?」
昨日と同じようになノリで彼が現れた。「昨日はすいません。久しぶりに先輩の家に行きましたよ~お母さん変わらないですね。」
僕は、ノートを開き早く始まらないかと待っていた。
すると、後ろのドアがしまり、講師らしき人が前にきた。
「え~、これから皆さんに殺し合いをしてもらいます。」
教室の中が一気にシラケた。
「ごめんごめん!1回言ってみたかったんだ」と笑っている。
「気を取り直して、今日はこの学校の先生の紹介と生徒会の紹介があるからな」そういうと、ズラッと先生たちが並んだ。一人ずつ一言二言言って挨拶をしていく。
全員が終わると、次は2年生の生徒が前にきた、生徒会のようだ。
ショートカットの背の低い女の子が前にいた。
「かわいいな」そう思っていると挨拶が始まった。
「生徒会会長の斎藤詩織です。」
「詩織!!」と驚いていると
「詩織先輩はいつも元気でかわいいっすよね~」と一輝がため息混じりに話す。
確かに、元気でかわいい印象を受けたと同時にドキドキしていたのだ。
「生徒会に是非はいってね、よろしく!」
と言うと、挨拶は終わった。
なんだ…このドキドキは…?と思いつつただ、彼女を見ていた。
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