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その後は、近くのファミレスで食べ早々と家路に着いた。
「ただいま~」玄関の戸を開け入っていった。
「おかえりなさい、涼。今日は早かったわね。」
何かあったのか、嬉しそうに笑っている母親がいた。
「何かいいことあったの??母さん」
「何もないわよ、なんでそんなこと聞くの??」と不思議そうに聞く。
「なんか、母さんのその笑顔久しぶりだなぁって…ははっ、気にしないでよ」と言い、僕は足早に自分の部屋に入っていった。なんか、僕まで顔がにやけてきて恥ずかしかったからだ。
「あ~疲れたな~」とベッドに横になっていた。
「涼~涼~」母さんが呼んでいる、いつの間にか寝ていたようだ。
「涼~涼~いないの~??」
「は~い」と叫び下へと降りていった。
「何してたの~??呼んでも返事もしないで~」少し困り気味だ
「ごめん、ごめん。何だったの??」
「さっきね、詩織ちゃんから電話があったんよ」
「詩織!!何で?」と心の中でつぶやいていた。
「全然降りてこないから切っちゃったわよ」
「何の電話だったの??」
「さぁ、ただ、今日見えたから電話したって言ってたわよ。今日会ったの??」
「うん、生徒会の会長してた」
「生徒会の会長さん!!さすが、詩織ちゃんね~さすがだわ」母親はうなずきながらつぶやいている。
「明日会ったら声掛けなさいよ~詩織ちゃん喜ぶわよ~」と笑いながら言ってそのまま、居間に戻っていった。
僕も部屋へと戻っていった。
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