百冊読んだら何か変わるだろうか

２．火車

　ある人に奨められた本の一冊。分厚い……。

　カードローンを踏まえたミステリーなのだが、前職が自動車会社でカードの勧誘もしなくてはいけなかった為、お客様がカードに対して思っているイメージ通りだなぁと思いながら読んだ。

　サブプライムローンなど海外でも問題にはなっているが、今後、カードとうまくつきあっていかなければいけないという警告にも読める。

　ただ国は民を守る為に金利やらを見直しするらしい。いままでの限度額まで借りられない時代が目の前にあるのだ。

　当の宮部さんは、「人が入れ替わる」という原因として「クレジットカード」に目をつけたらしい。彼女のセンスには脱帽した。