俺流~黄昏~

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ある日 問掛けてみる 向こうからやってきた春風にむかい 問掛けてみる お前は何で 俺は何だ。と 風は返事もせず ただただ流れて行く ピアスをゆらし 髪をもなびかせ ただただ流れて行く 風が流れを止めた時 風は自分が何だかを知る それは俺等も同じだ だから 進むことをやめてはいけない 風のように黄昏て 自分が何かを知るために
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