最終章 永遠の誓い

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昨日より少し遅い朝ごはん… 今日はバスが旅館まで迎えにきてくれるから出発も遅い。 時間ギリギリにチェックアウトをして外にでると一台の小さなマイクロバスが止まっていた。 観光バスじゃなくてマイクロバスなの? ちょっとびっくりした。 「岡田さんですか?」 運転手さんに声をかけられた。 「あっ…はい。岡田です。」 岡田と言うのが恥ずかしい… 耳まで真っ赤になった。 「今日は2月の平日だからか貸し切りになりました。ゆっくり回れますよ。」 バスツアーなのに貸し切り? 岡田さんと目を合わせてなぜか笑ってしまった。 「一応これが今日のスケジュールです。最終JR燕三条駅まで私が運転手兼ガイドをいたしますのでよろしくお願いいたします。」 運転手さんも貸し切りは初めてらしい。 運が良いのか悪いのか? 2人と運転手さんを乗せてバスは発車した。
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