第壱章 出逢い

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「たしかに。アイドルには見えないな。オヤジ達にちやほやされて喜んでいる様な女じゃな…」 はぁ~! なにその失礼な言い方は… むかつく… でもたしかに当たっている。 めげるな私… 「自己紹介でジプシーだって言ってましたけど、メインはどこですか?」 思いきって聞いてみた。 わかればきっかけが掴める。 「俺は他のセンターでお前投げてるの見たよ。覚えてないんだ。じゃ子供迎えに行くからまた来週。」 えっ? 私会ったことあるの? 覚えてない… 仕事終わったらアイツに電話しなくちゃ。
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