第弐章 繋がった運命

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「は~い…すぐ準備しますね。」 満面の笑みで顔を上げると岡田さんがいた。 嬉しさと寂しさが一気に押し寄せた。 今日会えたのは嬉しいけど逆に水曜日会えないことが決まったからだ… 「何固まってるの?」 岡田さんの声でハッとした。 マズイきちんと仕事しなきゃ… 「えっと…先投げ初めてでしたよね。規約知ってますか?」 他愛のない会話が続く。 仕事とはいえ二人だけの初めての長いやりとり… それだけで私は幸せな気持になっていた。
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