第弐章 繋がった運命

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「おまたせ。上でプロに捕まって遅くなった。悪いね。待ったろ?この店何がうまい?」 岡田さんから話しかけてきた。 「全然待ってないですよ。まぁ座って下さい。この店は何食べても美味しいですよ。私はカレーセットを頼みました。」 めちゃめちゃ緊張する。 「じゃあ俺もそれ。」 目の前に座る岡田さん… 夢じゃないんだ… ついみとれてしまった… 私的にはかなりのストライクゾーン… ヤバイ… マジではまりそう… 「俺の顔変?」 ハッとした。 ついみとれてしまった… 「私の周りに今までいないタイプだと思ってぇ~岡田さんかっこいいですよね。」 私はまた彼に鼻で笑われた。 「ずいぶん直球で来るね。若いってすごいよ。」 やばっ! 話し変えないと… 嫌われちゃう! 「それは置いといて今週なんで先投げなんですかぁ?水曜会えなくて寂しいなぁ…」 甘えてみせる。 私はいつでもこの手で迫る。 でもこの人一筋縄では落とせそうにないからなぁ… 「野暮用でちょっと中国行くんだよ。明日から…そんで今日来たわけだよ。」 ちょっと中国? ひょっとしてお金持ち系? まぁそれは良いとしてもっと彼を知りたい。 少しでも情報が欲しい…  そんな時カレーセットが運ばれてきた…
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