第一章 破壊の旋律

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ユリの家は、ここからそう遠くない場所に住んでいる 考え事をしながらただ黙々と、歩く 気が付くと、人目のない、薄暗い公園の中に… その時何かが潰れるような音が響き渡る… 「…グチャ…グチャ…」  音が聞こえ、思わず足を止め、  …音の方へ、振り向くと…そこには、  良く分からない液体と、人影が二人。 そして一人の体から、何かが弾け飛びユリの目の前に、落ちてくる 恐る恐る見ると、それは、 赤い液体を流した人らしきの腕 そして手の指が、バラバラに、動き出す それを見たユリは、 声を上げる事も忘れ、自分の家に、向かって全速力で走った… ユリ「…ハァ…ハァな、なに?あれ?」  脳内に、焼き付いた映像、匂い、音、の中 恐怖に包まれた
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