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ユリの家は、ここからそう遠くない場所に住んでいる
考え事をしながらただ黙々と、歩く
気が付くと、人目のない、薄暗い公園の中に…
その時何かが潰れるような音が響き渡る…
「…グチャ…グチャ…」
音が聞こえ、思わず足を止め、
…音の方へ、振り向くと…そこには、
良く分からない液体と、人影が二人。
そして一人の体から、何かが弾け飛びユリの目の前に、落ちてくる
恐る恐る見ると、それは、
赤い液体を流した人らしきの腕
そして手の指が、バラバラに、動き出す
それを見たユリは、
声を上げる事も忘れ、自分の家に、向かって全速力で走った…
ユリ「…ハァ…ハァな、なに?あれ?」
脳内に、焼き付いた映像、匂い、音、の中
恐怖に包まれた
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