ルパン。

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妙に気怠い放課後。 目が真っ赤な僕は帰る準備をしていた。 その時彼女は歌ってた。 「君を忘れないー、曲がりくねった道をゆくぅー」 スピッツのチェリーですか。 いいですね。 つか歌うめぇwww 「生まれたての太陽と、 おまえのかーちゃんでーべーそーwwwwww」 革命的なメロディーですね。 まぁ予想はしてました。 歌うのを止めた彼女が僕の方を向いた。 「抱き締めて!銀河のはちぇまれぇ!!」 見事なバットタイミング!! しかし、言われたからにはするしかないだろう。 (ぎゅっ) 僕が彼女を抱き締めた瞬間、彼女の顔は真っ赤になった。 しばらく抱き締めていると。 「このっ、泥棒猫ッッ!!」 あえて問おう。 何がだ? そのまま僕を突き放すと、叫びながら一目散に教室から逃げていった。 「まぁてぇぇぇい、ルッペェェンー」 あーばよーとっつぁぁん ふぅ… 帰るか。
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