11歳~特別な思い~

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空:『一人で探すより、二人で探す方が早く見つかるかもしれないから、一緒に探してあげるね』 剣人:『ありがとう』 空:『何を落としたの?』 剣人:『キーホルダー』 二人は休み時間を使って一生懸命探した 教室では~ 由奈:『あれ~空知らない?』 男子:『知らない~剣人もいないんだよな~』 由奈がふと運動場に目をやると、そこには剣人と空の姿が見えた 由奈は空に対してすごく腹が立った… 運動場~ 空:『なかなか見つからないね…』 剣人:『空は先教室戻っていいよ!寒いし…』 空:『剣人君が探すんなら、私も探すよ』 そして昼休み… 給食を食べて二人は急いで運動場に 空:『あったぁ~!これじゃない??』 剣人:『これだぁ!ありがとう!本当にありがとう』 剣人はすっごく嬉しそうな顔をして、キーホルダーをポケットの中に直した 剣人:『空のおかげだよ~』 空:『ううん!見つかって良かったぁ~』 空はそういって先に教室へと戻っていった このキーホルダーによってこれから大きく運命が変わって行く事を知らない空だった
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