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「癒されるわ~。」
「ほんと‥癒される。」
「ここの海って不思議ですね~。
毎日見ていても全然飽きないんですもの‥‥。
私の田舎でも海はすぐそばにあったんだけど、この海を見る感情とは全く違うんですよね~。
当たり前の景色だったからかな‥‥?
それでもやはり辛い時には、その海を見に行ってましたけど‥‥。
でもこことは違うんだよな~‥‥。
この海は一望出来る海だからかしら‥。
ン~‥‥やっぱりこの海は特別なんだよな~‥‥」
「クスクスッ‥」
一人で話しながら、顔を右に左に傾けている千晴を彩と知子が笑っている。
「そうよね~。この海は特別なのよね‥。」
「うん‥この海はみんなの宝物よね。思い出もいっぱいだし‥‥。」
三人は暫く黙ったままでこの特別な海を眺めていた。
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