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その上
家の事情は更に悪化…
そして引っ越し
一部の連れとも上手く行かなくなったりと…
もう体は動かなくなるわ
恋愛は
ことごとく破局するわ
会社がなくなってからの約6年間
僕は
一体何をしていたのだろう…
残ったのは孤独感と絶望感だけだった
遂に僕の心が壊れた
しかし相談できる人は居ない
仕事にもつける訳も無く
母からの仕事しろよって感じのプレッシャーだけがのしかかった
何とか自分で心をコントロールしつつ日々をおくっていた
周りには気付かれないよう明るく振る舞いやっていた
そんなある日…
遂に怖れていた事がおきた…
朝、起きたら何か知らないけど腕が痛い
腕を見てみると…
なんとリストカットをしていたのだ…
家族にバレない様にしつつ刃物は自分の周りから排除
何とかそれ一回にだけにとどめた
そして自分をしっかりもつ事に重点をおいた
前の彼女の件で鬱についてある程度知識があった為
極力考えずに嫌な事はしないよう勤めた
しかし仕事をしなければ収入は無い…
悪かった家の事情は更に悪化…
遂には朝、起きたら
枕もとに結んだビニール紐が有るなど
最悪な状態になったのである
死のうとしたのだと自分でわかった…
この時は正直
凄い恐怖に襲われた
鬱と言うのは脱力感や死にたいと言う感情などがやって来ると言うが…
それを遥かに上回り自分の意識では無い所で起ていたのだった…
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